<< 13. 夕暮れ時のペルージャの... 11. 山を登るミニメトロ@ペ... >>

12. ペルージャの Albergo Anna での出来事

ペルージャで泊まったホテル、Albergo Annaではじめに案内されたお部屋の眺めです。
道路を見下ろしてなかなか面白いではないか、と落ち着いたところ・・・
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20442864.jpg

ドアの向こう側はフロント、話し声がして、ちょっとにぎやか。
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20442267.jpg

案内してくれたご主人に、部屋替えの相談です。
手前はアルベルゴ・アンナの奥様のannaさん。
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20452583.jpg

あっさり、了解してくれて、次に案内されたのがこの大きな部屋。
写っていないベッドがもう一台ある。
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20455266.jpg

眺めもいい部屋でした。
古い古い煙突が並んでいるのも風景。その隙間から街並みが見える。
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20463220.jpg

これは翌日の眺めです。南西方向は視界が開けていて、新市街のほうまでよく見えます。
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20434519.jpg

同じ料金でオッケーというので、ラッキーと思ったのですが・・・
その後洗面を見ると、あれっ、床が濡れています。
フロントへ伝えに行ったところ・・・今度はマダムの登場となり、

「排水が故障しているようなので、別の部屋を案内します。」となったのです。
やれやれ、せっかく気に入ったのに・・・。

案内された3つ目の部屋は、小さくて眺めなし、おまけに下の方からうるさい声がします。(表の1階がバールだった)
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_2112549.jpg

こんどは、私がダメだしして、マダムと再交渉です。
2つ目の部屋が気に入ったのに・・・と残念そうにいう私に
マダムの出した妥協案はこれ

チンクエ・アクア・ノー、スリープ・スィ。
ドゥエ・アクア・スィ。
ユーズ・トゥー・ルームズ。
英伊入り混じっていますが理解できました。

2つの部屋を使って、5号室では水を使わずに寝るのはオッケーで、
水だけは2号室(だったかな?)を使ってくださいと。

いちいち部屋を出てトイレやシャワーは面倒ですが、
それでも5号室の方がいいと思ったので、交渉は成功です。
大きな気に入った部屋で、寝転んで天井を眺めます。
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20460830.jpg

静かな大きなお部屋でぐっすり眠れました。
翌朝この素敵なロビーでメールチェックします。(部屋は電波が悪かった)
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20480535.jpg

朝食はこんな感じで、
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20490942.jpg

普通の家のダイニングのような雰囲気で食べました。
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20480026.jpg

ペルージャの朝の街歩きは、ホテルの周りの探索から始まりました。
これは冒頭の写真ですが、
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20442864.jpg

下から撮ると、こうなります。

上の写真はどの窓から撮ったでしょう?(一つ目に案内された部屋です)
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20472874.jpg

答えは、アーチの上の階の鎧戸が半分開いた窓の左隣り!

前々回に、一枚だけ予告のように出てきた写真が↓です。比べてみてください。
ホテルの脇のこの通りはVia Della Cupaクーパ通り、表側は・・・
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_20474332.jpg

ちょっと表情が変わった夕暮れ時の光景です。
建物の下のアーチがクーパ通り、ホテルが面しているのはプリオリ通りです。
(眺めのいい5号室は静かな裏側)
12. ペルージャの Albergo Anna での出来事_f0100593_8165922.jpg

これで謎解き?は終わり。

次回は夕暮れ時のペルージャの街の巻です。
by ciao66 | 2014-06-20 08:28 | イタリアを歩く2014 | Comments(11)
Commented by 変愚院 at 2014-06-20 10:02 x
美しいベルージアの町の楽しい雰囲気が伝わってきます。
それにしても英語交じりとはいえ、交渉して部屋を代えさせるとは、さすがですね。
私なら言葉が通じないだろうと泣き寝入りするところです。
↓ の「山を登るミニメトロ」も珍しい光景でした。
Commented by ciao66 at 2014-06-20 18:35
ホテルで部屋替えの交渉をしたのは初めての経験でした。
ご主人がちょっとお話ししやすそうな雰囲気だったのでダメもとでお願いしてみたのです。
ご夫婦とも英語は得意ではない様子で、私といい勝負?それで、会話のテンポも合いました。
ほかの部屋も夜には多分静かだっただろうとは思うのですが、(車の音などは無いので)
お値段が倍くらい?の広くて一人では贅沢なようなお部屋でとても満足でした。
Commented by ciaomami at 2014-06-20 19:42 x
排水がダメな部屋を貸そうとしていたところが何ともイタリア人らしい。
気が付いて良かったですね~おかげで2部屋使用なんてオーナーも太っ腹!
英語交じりのイタリア語・・・私はさっぱり理解出来ませんでした。
通じてオーナーもさぞ嬉しかったと思います♪
Commented by ciao66 at 2014-06-20 20:29
英語混じりのイタリア語というよりは、(会話は英語がベースなので)
英語の中にときどき意識せずに母国語が混じる、という感じでした。
おかげさまで、5=チンクエという単語は部屋の情景とともにしっかり覚えられました(笑)。
抜け目のないタイプではなく、人柄のいいオーナーご夫妻という印象でしたよ。
Commented by Clearwater0606 at 2014-06-20 21:44
う〜む、気力ありますねえ。私なら、時差ボケの頭を抱えて、そのままあきらめて寝ちゃいそうです。
Commented by ciao66 at 2014-06-20 21:55
部屋に荷物を散らかす前に、チェックができてよかったです。
広げてしまったら、もう移動は面倒ですから・・・。
気力というよりは、初めはちょっと軽く打診という感じでした。
Commented by トムソーヤ at 2014-06-21 13:04 x
イタリアの小さな村を時々見ているのですが、イタリアの小さな街、といた雰囲気ですね。
遺跡と古い建物といかにも現地の気のいいご夫婦といった感じがよく出ています。
交渉することがあたりまのイタリア人ですから、けして悪気はないのでしょうね。
これからの旅行記もたのしみにしています。
Commented by ciao66 at 2014-06-21 19:21
イタリアの小さな街は美しいところがたくさん有り、どこも個性があって感心します。
日本の各地の寂れてしまった街とは大違い、街の中心では人通りが多いのです。
日本の「鶴瓶の家族で乾杯」では、誰もいない街がよく登場しますが・・・。
村めぐりもなかなか良さそうですが、車が要るのと、情報がなかなか無いので、残念ながらハードルが少し高い感じです。
Commented by cahieretstylo at 2014-06-21 22:53
こんなホテル泊まってみたい!
オーナー夫婦の笑顔がいいです。
ホテルの内装も窓から見える古い屋根や煙突も素敵ですねぇ。
屋根の上に猫が似合いそう(笑)
部屋替えはいろんな部屋が見られてちょっとラッキーだったかも?
Commented by ciao66 at 2014-06-22 07:59
屋根の上に猫はいませんでしたが、とても趣きのあるホテルでした。
実はここは、 TripAdvisor では評価がまちまちで、とても気に入った人と、評価の高くない人が分かれるところだったのです。
でも、建物が面白そう、と思って予約して、結果はとても良かったのでした。
一泊40ユーロはとてもお値打ちでした。同じ二つ星でローマの半分で済んだ。
Commented by ciao66 at 2014-06-22 09:33
小鳥の声がして、翌朝目が覚めました。
世界中どこでも同じ鳴き声でしょうが、なぜかイタリアの鳥はとても音楽的に聞こえて
「小鳥は音楽の天才だ!」と思ったのでした。(思い出して追記しました)
名前
URL
削除用パスワード
<< 13. 夕暮れ時のペルージャの... 11. 山を登るミニメトロ@ペ... >>