片倉小十郎と言えば仙台藩の有名な重臣ですが、今日偶然にも、
片倉家屋敷の発掘現場に遭遇して、説明会に参加してきました。
場所は、青葉城址の博物館横、追廻地区です。
ここには最近まで家が並んでいましたが青葉城址(=仙台城址)の公園用地ということで、
仙台市が買収して今は更地になって、遺跡調査中という訳です。
ここは仙台城の城内だったところですが、江戸時代は大きな武家屋敷でした。
片倉家は何しろ仙台藩ナンバーワンの家臣でしたし、おまけに白石城城主でもありましたから、
ここに有ったお屋敷の敷地は、今のKスタの野球グラウンドの広さにあたるとか!
あちこち掘り返されていますが、塀の跡だったり、井戸の跡、窯のあと、柱の痕跡、
更にはごみ置き場の跡など様々なものが判ったようです。
もっとも、時代的には江戸時代のものから、最近建っていた家の痕跡も交じって、
見分けるのが大変なのですが。
丸で囲んだのは柱とかの穴の跡です。
これは井戸の跡
これは礎石の下の石だろうと。
大名クラスか使っていた中国の磁器のかけらも発見。
(かけらだけですが)
他にもいろいろ出土
江戸時代の古地図、右上は広瀬川に架かる大橋です。
調査は来年も続くようです。
発掘のきっかけになった新しい青葉山公園の計画は
こちら。
今日は偶然面白いものに出会いました♪