午前11時過ぎ、テムズ川のウェストミンスター桟橋に来ました。
CITY CRUISESのリバーボートで、これからグリニッジまでクルーズをします。 切符売り場でLondon Passを見せて、乗船券を貰い、11時45分の船に乗船。 青空が見え、観光船に乗るには申し分のない天気♪ グリニッジ行は本当は次の日に予定していたのですが、お天気を見て予定を繰り上げたのです。 青空の下、お城のように目立つ塔が、いくつも並んでいます。 The Royal Horseguardsという五つ星ホテル。 St.Jame's Parkから見えていたのがコレだったのです。 一泊でも泊まってみたいですね。 調べてみました。(・・・オフシーズン料金なのでしょうが。) ダブルルームの「一室料金」が£240、もし2人なら1人あたりは半額の£120なので、 充分手が届く感じ。朝・夕食付きプランの場合でも、一人£156ならとてもリーズナブル。 でも、一人だったら一泊£240は、ちょっとpass(笑)。 船の向こうにチャリングクロス駅とGolden Jubilee Bridgesが見えていました。 歩道橋のゴールデン・ジュビリー・ブリッジを潜ると、 並んで鉄道橋のハンガーフォードブリッジが続きます。 次は、ブラックフライーヤーブリッジ。 セントポール大聖堂のドームとシティーのビル群が見えてきました。 これは、ロンドンブリッジ。 その名前は世界的に有名ですが、とっても平凡な橋です。 昔々は、ロンドン市内でテムズ川に架かる唯一の橋だったそうな。ローマ時代から有った? ♪ London Bridge is falling down,Falling down,falling down,My fair lady.・・・・ 次に見えてきたのは、軍艦HMSベルファスト号で、 近くから見ると迫力あります。最終日にここに入場します。 後ろのオベリスクみたいなビルThe Shard はただいま建築中ですが、 外構はすでに完成していて、87階建て、ヨーロッパで最も高いビルだそうです。 ここも、ランドマークな場所、Tower of Rondon・・・ロンドン塔です。 この日の午後、入場します。詳しくはその時に・・・。 次々現れる、ランドマーク! Tower Bridgeです。 よくロンドンブリッジと混同されますが、開閉する橋はタワーブリッジ。 クルーズ船では橋を開けるまでもなく通過し、振り返ります。開けて通過したかった(笑)。 左手のドックランズを見ながら海の方へ下って行きます。 ドックランズは、(過去には)世界最大の港であったロンドン港の、倉庫・荷役施設・造船所などが集まっていた場所で、1980年代までにコンテナ化が進んで一時荒廃したものの・・・ 2000年ころには見事に再開発が終わり、 写真のカナリーワーフのように、ビジネスゾーンや住宅ゾーンに変わった、という場所です。 ところで、この旅行の隠れたテーマの一つが「テムズ川」なのです。 別の日には、郊外へ行き、4日目にはリッチモンド、5日目にはウィンザーで テムズ川沿いの散歩道Themes Foot Path(テムズ・フット・パス)を歩きます。 さすがに、1時間もデッキの外にいると身体が冷えてきました。 そろそろグリニッジ到着です。キャビンの中に入って体を温めます。 上陸しました。 これは紅茶の運搬船だった帆船カティサーク号。 スコッチ・ウイスキーの名前でも有名ですが・・・。 疲れた足も回復しました。 これからグリニッジ散策です。(続く)
by ciao66
| 2012-10-30 18:15
| イギリスを歩く2012
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Comments(6)
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トムソーヤ
at 2012-11-01 16:47
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さすがciao66さん。
テムズ川が隠れたテーマとは,なかなか目の付けどころが違いますね。 新旧入り交じった川沿いの景観が続き,あきません。 最後のカティーサークもいいですね。 帆船特有のシルエットは、小生のお気に入りです。
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お城のようなホテルから帆船・カティサーク号まで次々に現れる美しい光景のテムズ川クルーズ。
最初の写真ですでに観光船自体も絵になり、引き込まれます。♀ペンは「まあ、きれい」を連発して見入っておりました。 晴れた日を選べる自由さが、私たちのようなツァーでは味わえない素晴らしい体験を生むのですね。 昔、川べりからチラッと見たタワーブリッジを下から見上げたショットが羨ましかったです。
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はなみずき
at 2012-11-01 18:01
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なるほど、テムズ川からは、ここもあそこもと、
ランドマークが見渡せるわけですね。 グリニッジと聞くと、私の世代では、天文台の 事をならいましたが、今は移転したのでしたか? 20年以上前に訪れたロンドンとは、だいぶ様子が 違いますね。
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ciao66 at 2012-11-01 20:39
トムソーヤ 様、テムズ川の景観が「新旧入混じり」というのは、本当にその通りですね。
ロンドンでは賑やかなテムズも、街を離れて上流に行くと、素敵な自然が一杯でした。 カティーサークですが、1869年に進水、その頃はすでに蒸気船の時代で、 高速帆船が対抗できたラストチャンスの時期だったようです。 素晴らしい船首像の写真のリンクをご覧ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Cutty_sark_figure_head.jpg
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ciao66 at 2012-11-01 20:48
変愚院様、タワーブリッジはやはりテムズ川のランドマークとしてはNo.1でしょう。
これがロンドンブリッジだ、と思っている人の方が多いのですが。 グレーの石と、アクセントのスカイブルーの鋼材が素晴らしいマッチングだと思います。 観光船では例によって、早口のアナウンスで見どころ案内が有ったのですが 何を言っているのかさっぱり(汗)、でもどこに何が有るか大体予習済みなので 気楽に景色を楽しみながら写真も撮れました♪ お天気に恵まれて、本当によかったです。
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ciao66 at 2012-11-01 20:57
はなみずき様、ランドマークの新しいのは、意外にも古い方のランドマークとも
調和しているのに関心しました。 雑多そうに見えるロンドンも、景観には気を使っているのでしょうね。 (・・・パリの川沿いの景観には負けるかもしれませんが) グリニッジですが、今や世界遺産になっていて、とっても素敵な所でした。 天文台はまだ有りますが、歴史的建物として残され、観光スポットになっていて、 実際の天体観測は、新たに出来た別の場所で行っているそうです。 グリニッジ編も完成しました♪ そちらで詳しく!
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