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第43話:ゴッホ終焉の地、オーヴェール・シュル・オワーズ~麦畑とラヴー亭

(2010年4月14日その1)
ゴッホ終焉の地、オーヴェール・シュル・オワーズはパリから電車で1時間少々、
画家の愛した村を歩いてゴッホを偲びます。
写真はラヴー亭という当時から有ったレストランですが、この屋根裏部屋がゴッホの終の住まいでした。
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ラヴー亭の角から小道を入ると、正面の階段がゴッホの絵の場所です。
左手の入口を入ったツーリストオフィスでゴッホウォーキングのマップを手に入れます。
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絵のパネル。 
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階段を登ってみました。
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1ラヴー亭 2ツーリストオフィス 3村の教会 4ゴッホの墓 5麦畑 6村の三叉路を通って、
またラヴー亭に戻ります。
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村の教会。
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ゴッホの絵。「オーヴェールの教会」
ゴッホはオーヴェールには1890年5月に来ました、そして亡くなったのが7月。
この間、ゴッホは70点もの作品を描きます。その2ヶ月間の足跡をこれから追ってみます。
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教会を振り返ります。これから行くのは・・・
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麦畑の向こうに見えるゴッホの墓地。
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麦畑からもう一度教会を振り返ります。
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墓地に到着。ゴッホの墓参りをします。蔦でおおわれた感じのいいお墓です。
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ゴッホと弟テオが並んで眠っています。
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少し歩いて、有名な絵の場所に来ました。「鳥のいる麦畑」(鳥はカラス。)
ここでゴッホは何枚も絵を描いています。青空の絵も、雨の絵も。
野原のような広々した麦畑の真ん中に道が交差した、展望のあるとても印象深いところです。
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「オーヴェールはとても美しい、とりわけ今では少なくなった古い藁葺きの屋根がたくさんある。
・・・実際厳かなほど美しい。個性的で絵になるまったくの田舎だ。」(ゴッホの手紙)
ここから村の教会が見えます。別の角度からはお墓も見えます。
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私が行ったのは4月でしたので、ちょうど菜の花畑の季節でした。
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村はずれの十字架の道しるべ。
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ここを左に曲がって、
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ドービニー通りを通り、
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先ほどの階段の絵のところに戻って、
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ラヴー亭にまた来ました。
ここはゴッホ当時の状態に復元されているのです。
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3階のゴッホの屋根裏部屋。
ここでゴッホは絵を描き、亡くなりました。
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ゴッホも歩いた床板。
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1階のラヴー亭は今もレストランとして営業していて、
ゴッホの屋根裏部屋へ上がる階段から見えます。
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本当は予約が要ったようですが、頼めば何とかなりました。
ゴッホも食べたお料理だったのでしょうか。
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これはラパン・・・ウサギです。
ちょっと鶏肉に似ている感じであっさりして美味でした。
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次回はオーヴェール散歩の続きです。
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by ciao66 | 2010-08-21 19:51 | フランス紀行2010 | Comments(4)
Commented by ciaomami at 2010-08-22 11:07 x
ゴッホはフランスで眠っているのですね~弟さんと一緒に・・・
1年後に弟さんも亡くなっているのですね。若くしての他界は親御さんにとっては辛いことだったでしょうね
ゴッホが描いた場所から写真を撮られた教会の写真は興味深かったです
窓に至るまで当時のままで残っているのですね~忠実に描いている絵も面白かったです
Commented by ciao66 at 2010-08-22 16:08
今回はゴッホ巡礼の旅でしたので、ゴッホの墓参りが出来て幸いでした。
兄弟ともカトリックの墓地に眠ることになったのですが、
ゴッホの一家はプロテスタントで、父はオランダの牧師でした。

ゴッホのオーヴェールの教会の絵は仰るように、鐘楼や屋根、ステンドグラスの窓もそのまま描かれていますね。
デフォルメの背後には正確なデッサンが有るそうです。
Commented by はなみずき at 2010-08-22 17:09 x
いよいよ旅の舞台は、ゴッホの終焉の地、オーヴェールですね。
美しい田舎で、二ヶ月に70点もの作品を仕上げたとの事、
驚きです。若い女性もお年寄りも描かれておりますが、
どんな気持ちで村人を眺めていたのでしょう!
 藍色が際立って美しい「村の教会」の絵、実際の写真と
見比べ、絵の邪魔をしない程度に、時刻が描かれていたら
面白いなと思いました。
 蔦に覆われた墓地・・・私も心の中で、若くして逝った兄弟に手を合わせました。
 テオの死後13年経って、妻により移葬された様ですね。
Commented by ciao66 at 2010-08-22 19:32
ゴッホの絵は色彩も素晴らしいですね。絵の教会の青い空は見れませんでしたが、ゴッホの藍色の空を想像しました。
 村の教会の「のっぺらぼう」になっていた時計盤は気づきませんでした。本当ですね!
 ゴッホがなぜ描かなかったのか?私なりに想像してみました。時計の文字盤を描くと人間の心理としてそこに目が行く、そうならず、絵の中央、曲線を描く屋根のラインに視線が行くように、意図的に文字盤は描かなかったのかもしれません。

こんどは私が撮った写真ですが、時計は故障だったようで、
実際は午前11時なのに文字盤は5時を指しています。それにも今気づきました。

ゴッホとテオはある意味、一心同体のようなものでしたので、
テオの妻もそれを思って並べたのでしょうね。
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