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「2004年の」フランス行きを振り返る

来月のフランス行きをあれこれ準備中なのですが、
6年前、2004年秋の旅行をちょっと振り返ってみました。
(紛らわしい記事ですが、まだ出発していません。)

朝の散歩で見つけたセーヌ川沿いの不思議な彫像。これはアフリカの芸術?
・・・朝の運動をしていた黒人の方に声をかけて聞いてみることに。
「すみません。これなんですか?」 (パルドン ムッシュー ケスクセ?)
返って来た返事が?。ペルソネラ スタチュー ド ゴール(・・と言っているようでした。)
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・・・・人間の像で、昔のゴール人?のものだと。フランスの先住民族??
結局よく判らないまま、お礼を言ってお別れしたのですが、Gaule (ゴール)は昔の、ガリア人(ケルト)のことなので、やはり先住民族の像だったのかも知れません。(・・@ベルシー公園)





散歩は続き、カルチェラタンで見つけた、菩提樹の見事な四角い刈り込み。植物園の並木道です。
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セーヌ川のpont`dArcole(アルコル橋)とパリ市庁舎。
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ノートルダム寺院そばのセーヌ川。朝の散歩の続きです。
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ノートルダム寺院の彫像。細かい装飾も改めて良く見ると素晴らしい。
そして、教会の中に入ってみると、丁度朝のミサをしていて、
2~3曲聞いていましたが、心が洗われる想いがしました。
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ノートルダムの鐘楼からの眺め。
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以下は順不同の抜粋です。

バルビゾンで見つけた村の郵便局の黄色いポスト。
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モン・サン・ミッショルの城壁の上です。建物・城壁・通路が一体になっているのが面白い。
フランスはやっぱり石造りの建築物の国ですね。
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ヴェルサイユ宮殿の馬。窓から2匹仲良く食事です。
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断頭台に消えたマリー・アントワネットの愛したヴェルサイユ宮殿のプチトレアノン。
農家の〝まねごと〟ですが、なかなか雰囲気はあります。
ここのブドウ畑で採れたワインが数年後に出来ると言っていましたが・・・もう出来たのかな??
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以下はパリのメトロ編。

ノートルダムそばのシテ駅。トンネルのアール(曲線)が美しい。
プラットフォームに下りるには階段もエスカレーターも無かったのです。
替わりに、行き先を押すボタンが無い不思議なエレベーターが有りました。
どうするのか考えていると5・4・3・2・1と電光表示が出てドアが締まり、
結局、ドアが開くとこのプラットフォームに着いたのでした。
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高架の駅はラ・モット・ピケ・グルネル駅。
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モンマルトルのAbbessesアベス駅。
アールヌーボー様式の駅入り口。ギマールという人の設計でとても洒落ています.
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ここからはモンマルトル散策編です。
サクレ・クール寺院そばの階段。
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サクレ・クール寺院のドームに上った眺めです。
ドームの高さは地上80mあります。階段でよく登ったものです。
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モンマルトルの八百屋さんですが、映画「アメリ」の舞台になった八百屋さんでは有りません。
当時判らなかったTrois Frères通りのコリニョンの八百屋さんは、今回ちゃんと調べが付いています。
アメリのカフェ、カフェ・ドゥ・ムーランにも行く予定です。
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以下は美術館編で・・

ルーブル美術館の天井。
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ピカソ美術館の彫刻。
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オルセー美術館のゴッホの絵。
「ローヌ川の星月夜」 (仏Nuit etoilee・英STARRY NIGHT・1888年)
この絵が一番感動致しました。
写真集で見た印象と実物とは迫力が違っていました。
ちょっと写真では白っぽく写っていますが「星」の黄色が鮮やかで温かみのある色です。
一見さみしそうな絵ですが、郷愁とゴッホの温かい心が伝わってくる様な感じがしました。
描いた場所は、アルルのローヌ河畔。ここにも行きます。
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今回は旅行準備編というよりはむしろ回顧編でした(笑)。
出発まであと2週間たらず♪

by ciao66 | 2010-03-26 20:04 | Comments(6)
Commented by はなみずき at 2010-03-28 07:59 x
ガイドブックにはない、興味深い回顧録?です。
 しばし、楽天の連敗を忘れさせてくれます。

 出発まであと少しになりましたが、体調は万全
ですか?
 旅行記を楽しみにしています。
 
Commented by ciao66 at 2010-03-28 09:46
昨日はエディット・ピアフの愛の賛歌、ばら色の人生などをパソコンに取り込み、携帯にも転送、懐かしの好きなシャンソンを聞いて気分はもうparisに半分近づいている?
でもフランス語は一夜漬け・・良く分からない(笑)。今、歌詞を調べ、そして、パリでどのように回るか最後の調べ中です。
体調は好調ですが、元気あっての旅なので健康には注意致します。
ところで、楽天は昔のチームに戻ってしまったのでしょうか?まだ始まったばかり、ここはチーム名の通り楽天的に待ちましょう。
Commented by 変愚院 at 2010-03-28 18:27 x
フランス行きの準備、着々進んでいるようですね。
エディット・ピアフの「薔薇色の人生」、私の大好き歌です。
実は大学では第二外国語にフランス語を選択しました。
当時はマルクス経済学の最盛期で、経済学部の私のクラスでは
ほぼ全員がドイツ語、フランス語は後に某貿易会社部長になった男とただ二人。
美人の女性講師の発音を夢見心地に聞いていたことを思い出します。
お陰で「薔薇色の人生」は最初の何小節だけは今でも歌えます。
懐古編の写真…モンマルトルの階段、ルーブル博物館、ベルサイユ宮殿、ノートルダム寺院…
30数年前に旅した土地の懐かしい風景を見せて頂いて、感無量です。
モンサンミッセルはまだ行ったことがないので、是非行ってみたいところです。

イーグルスの勝利おめでとうございます。本当に始まったばかりです。
去年の勢いを早く取り返しますように…。
Commented by ciao66 at 2010-03-28 19:50
ピアフの一生を描いたLa Vie en Roseの映画も以前に見ましたが、
波乱万丈の生涯にとても感動いたしました。
時間が有れば出発までにもう一度見てみます。
邦題『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』(2007年9月)
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11265/
そして「薔薇色の人生」はピアフ自身の作詞だったそうですが、
いつまでたっても色あせない素敵な歌で、変愚院さんフランス語でお歌いになれるとは素敵です。

ところで、イーグルスやっと初勝利でよかったです。
なかでも新監督が一番ほっとしたでしょうか?
今日はラッキーなことに、たまたまフィットネスクラブに居て、渡辺直のサヨナラヒットの嬉しくて胸のすく場面を見ました(笑)。
阪神も今年は寅年ですから優勝するでしょう!
Commented by junnote at 2010-04-03 12:13
こんにちは。遊びに参りました!
きれいな写真がたくさんで素敵ですね。
ノートルダムの鐘楼からの写真が特に好きです。

ベルシー公園の像、私も見ました!
6年の時を経てだいぶすすけていたようですよ。
ピカソ美術館は現在長期の改装工事中で閉館中でした。
ここに行けなかったことは心残りの一つです。

ゴッホの絵は教科書などでもおなじみのものがたくさんですが、
実物は何か心に迫ってくるような迫力があると思いました。
オルセー美術館で自画像と対面した時には、
その強い目の光に射すくめられたようになって動けなくなりました。

間もなくご出発ですね。
素敵な写真の旅行記も楽しみしています!
Commented by ciao66 at 2010-04-03 18:58
さっそくお越しいただき有難うございます。
ノートルダムの鐘楼は眺めの良い〝これぞparis〟という場所で、昇るのに随分並んで待ちましたがその価値あると思いました。
高い所に登るのは好きなのですが(笑)、今回は行列だったら鐘楼はパスします。
junnote様にはショパンに粋ないたずらをしかけられたような、という素敵な場所でしたね。

ベルシーの不思議な銅像ご覧になったのですね。あれはちょっとした面白スポットですよね。
いつも変わらないparisと思っていましたが、たった6年の時を経てくたびれるとは意外?いやむしろ当然でしょうか?

ピカソ美術館の休館は残念でしたが、楽しみな宿題ということで・・
私はオランジュリー美術館が改装工事中でしたので、これが宿題になっております。

出発まであと4日、今頃あれこれ行きたい場所が増え、調べることもまだ残っており、収拾をつけないといけないのですが(笑)、
もうすぐゴッホの眺めた景色に出会えると思うと嬉しくなります。
そして、帰国後の旅行記はとっても長いものになると思います。今回は判りませんが、前回イタリアでは63話まで有りました。
どうぞお楽しみに。
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