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第36話:サン・マルコ寺院の素晴らしいモザイク画

2008年4月29日(その2)
イエスが十字架を担いでいるのでしょう。サン・マルコ寺院の正面入口を飾るモザイク画です。
朝10時、ここには前日に引き続き、入場します。
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少しカメラを引くと・・・
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入って右側の急な階段を上がった、2階の博物館のテラスからの眺めです。
ちょうどテラスの下に有るのが冒頭のモザイク画です。
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テラスには馬がいます。でも、これはレプリカ。「本物の」馬の像は室内の博物館に有ります。
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見上げると、てっぺんの聖マルコ像。
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2階テラスからは、間近にモザイクが眺められるのです。
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堂内の五つのドームの金色に輝くモザイクも、2階博物館から間近に眺めることが出来ます。・・・残念ながら写真は撮れません。
代わりに、リンクの、堂内の絵葉書でご覧ください。公式サイトで美しいモザイクのページはここ

博物館は、寺院の中2階を利用して、「本物の」馬の像の奥に有り、右に曲がり、左に曲がり、上に上がったり・・・と、複雑な構造です。
この博物館自体にもマリア像などのモザイク画などが展示され、なかなか面白い場所でした。

前に掲載した写真ですが、拡大すれば今回掲載のモザイクが、何処の位置かが判ります。
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10時30分。サン・マルコ広場の朝の様子。もう行列は長蛇の列です。30分前はまだすいていました。
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ゆっくり新聞を見る人も。
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サン・マルコ寺院の隣り、ドゥカーレ宮殿の回廊です。
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向うに見えるのは宮殿の「巨人の階段」。
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2本のポール。ヴェネツィアの象徴、羽根を生やしたライオンです。
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これから、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の島に渡ります。

おまけ編
ドゥカーレ宮殿は今回の旅行では入場せず、でしたので、
(2002年5月の旅行記)から、
現地ガイドの面白い説明を交えて、宮殿をご案内します。


・・・・・・・・・・・
 現地ガイドのイタリア人アントーニオさんは、ユル・ブリンナーみたいな頭の、日本語がぺらぺらのエンタテイナーだった。
 ガイドの提案で、予定では入場しないドゥカーレ宮に入って見る事に。
 ガイドの案内によると、1階は兵隊の厩舎、2階は兵士の宿舎、3・4階は総督の宮殿だったとのこと。
色々なものが一つの建物に同居しているというのはとても興味深い。
 宮殿の中庭、大理石の「巨人の階段」から中に入ると、さすがは宮殿、至る所がヴェネツィア派の壁画で華麗に装飾され、「黄金の階段」というものまで有った。
 ガイドの説明は大変面白く、宮殿の中には裁判所まであった、という話から・・・「弁護士、青山・横山」といって笑いを取っていた。聞き覚えがある名前は悪徳イメージのオウムの弁護士のこと。
 アントーニオ氏はよく日本のことを研究しているが、添乗員があとで聞き出した所では、昔、日本人の彼女がいたことから日本語の勉強を始め、日本には一度も来たことがなく、NHKの衛星放送で日本語の勉強をしているらしい。
 宮殿内部の廊下がそのまま溜息橋に繋がり、これを渡って運河を越えた建物は、なんと牢屋だった。
勿論遺跡として、残っている牢屋は、50cmはある厚い壁と、直径7~8cmの太い鉄パイプの格子。
 ガイドによると、昔はガラスもなく、寒くて何人も囚人が死んだという。政治犯も入っていたという。
「私も入らないといけない。女の人にいろいろあったから」と言い、また笑いを取っていた。
 囚人は再度溜息橋を渡れば、絞首刑という。その死刑囚の心境を偲びつつ、宮殿に戻る。
最後に、真面目にガイドから質問された。
ヨーロッパではほとんど死刑廃止との説明の後、「皆さんはどう思いますか」と。
(この部分、7年前の旅行記です。)
・・・・・・・・・・・・ 

by ciao66 | 2009-07-02 21:30 | イタリア旅行2009 | Comments(6)
Commented by ciaomami at 2009-07-03 00:30 x
名所と言われる建物は、やっぱり迫力ありますね…力が入っているというか。。。
イタリアは本当に素敵な建物が多くて、建築物好きの私には堪らない~
ドゥカーレ宮殿の回廊もため息が出るぐらい素晴らしくって
その時代にこんな設計をする逸材がいたということに感心してしまいます
また資金力にも感心してしまいますね。。。黄金の階段も見てみたい
ciao66さんのおかげで(せいで?)veneziaに行ったらタップリお金使っちゃいそうです
感謝します(うらみます?)…^^
Commented by ciao66 at 2009-07-03 06:30
ヴェネツィアでは鷹揚に、お財布の口を、ちょっと開けて楽しんだほうがいい感じです
大きい財布はもちろん、私のような小さい財布の場合も(笑)。
見どころは多いし、物価は高いし・・・

第4次十字軍の遠征で、コンスタンティノープルを征服し、東ローマ帝国の4分の3も獲得、略奪品も膨大に獲得した、
そのうえ、貿易でも稼ぎ、統治力も優れていたので、繁栄は1000年間も保たれた。
・・・というわけで、こういう建物を建てられたのでしょう。当時ヴェネツィアはとってもお金持だったんですね。
Commented by 変愚院 at 2009-07-03 21:30 x
サンマルコ寺院は建築そのものも、そこにある彫刻もモザイク画もため息が出るほど素晴らしいですね。
おまけ編2002年の旅行記、ガイドの説明「弁護士、青山・横山」が秀逸でした。
あの頃、悪徳弁護士としてかの地でも有名だったんですね。
今は元弁護士の大阪府知事がマスコミを賑わしていますが…
Commented by はなみずき at 2009-07-03 22:56 x
サンマルコ寺院の素晴らしいモザイク画に圧倒されました。
すばらしい~! 近くで見られたら、大きさも微妙な色合いも
肌で感じる事が出来、言うことないですね!
 堂内の黄金の祭壇画はコンスタンティノーブルで作られた
ものだそうですね。繁栄ぶりが伺えるまばゆいばかりの作品
に驚きました。
Commented by ciao66 at 2009-07-04 08:04
変愚院さん、「おまけ編」までご覧頂き、有難うございます。
2度目の訪問では感動が薄れる有名観光地も多いなか、
サン・マルコ寺院は、ここは凄いなと、2度目に行っても、思う場所でした。
2002年はパックツアーで行きました。お決まりの場所にしか行かないのがパックツアーの欠点ながら、ガイドブックには無い興味深い説明が聞ける利点も有ります。でも現地ガイドには当たりや外れが有るのも事実。
アントーニオ氏は、日本語がしゃべれるだけでは無く、日本のことをあれこれ研究し、話題を拾って、面白い解説にしているのに感心。この人は「当たり」のガイドでした。
Commented by ciao66 at 2009-07-04 08:27
はなみずきさん、サン・マルコ寺院に、初めて訪れたとき、堂内に入って圧倒的な金色に輝くモザイクでおおわれた大きなドームに驚きました。
金ピカといっても、もちろん趣味は悪くなく、調和のとれた巨大な芸術作品なのです。
2階博物館から、近くでクローズアップして見えるモザイクは素晴らしいのですが、ここからドーム全体が見れるわけでは無く、まずは、1階で見るドーム全体の印象。でも、細かいところには、なかなか目が行きとどきせん。
バッグの重量の都合でオペラグラスは持って行きませんでしたが、オペラグラスが有れば細かいところを見るのに便利だったな、と思いました。
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