冬の散歩道

山茶花が冬空に映えていました。
この青空が有ると、白が綺麗だと思ったのです。
「あら嬉しい」と山茶花の声が聞こえたような・・・
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@榴岡公園
# by ciao66 | 2017-12-16 08:44 | 仙台散歩 | Comments(2)

26. マカルト広場からセバスティアン教会へ歩く

オーストリア旅行の最終日、オーベンドルフからザルツブルクに戻って来ました。
飛行機の出るのは夕刻なので、まだ少し時間が有ります。
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ちょうど12時頃、路地裏に見つけたレストランです。
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料理の写真は上手く行かず、お皿と食器だけ撮ってどうする?(笑)。
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モーツァルトハウスそばのフュルストというお菓子屋さんに来ました。
手作りなのはここだけという、モーツァルトクーゲルンの元祖のお店。
(丸いチョコですが、買ったのはここだけなので、比較はできず。)
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橋を渡って、マカルト広場に来ました。
ここもモーツァルトハウスなのですが、生家が手狭になって、そこから引越した家です。
この2階部分に一家は住んでいましたが、2階だけでも結構広い立派な家です。
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建物はタンツ・マイスター・ハウス(舞踏教師の家)という通称で、実はこの家は、第二次大戦の空襲で粉々になって、最近になって再建されたものです。
2階からは写真禁止で、ご紹介できませんが、とても丁寧に再現されている印象でした。
公式サイトはこちら
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午後2時半ころ見学を終え、
リンツァー通りを少し歩いてセバスティアン教会に来ました。
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堂内の様子です。
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美しい回廊です。その外側は・・・
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教会の墓地になっていて、
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目当てのお墓を見つけました。
真ん中の大きい墓がモーツァルトの奥さんのコンスタンツェ。
小さい右側の墓が、モーツァルトの父、レオポルトの墓です。
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ニッセンというのはモーツァルトの死後しばらくして再婚した相手の姓で、コンスタンツェ・モーツァルトからコンスタンツェ・ニッセンに変わったわけです。
再婚したニッセン氏はデンマーク人の外交官で、コンスタンツェとともにモーツァルトの伝記や手紙の編集などに携わりました。

有能な教育者であったモーツァルトの父レオポルト、
彼がいなければ天才モーツァルトはいなかったはずですが、
お墓が脇に有って、小さいのは謎です。

午後3時半ころ、最後に来たのは、ミラベル庭園です。毎日のように来ていたのですが、一か所撮り忘れたところ、
ぐっと手を伸ばした二人の銅像は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のなかで
ドレミの歌を歌いながら通過したところでした。
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すぐそばのホテルに預けてあったキャリーケースを受け取り、バスでザルツブルク空港に向かいます。
20分ほどで空港に到着、近くて便利な小さなローカル空港です。
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乗るのはルフトハンザ子会社のユーロウィングス。
ゲートから歩いていき、タラップで飛行機に搭乗、このローカルさがいいのです。
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ザルツブルクの夕刻の空からの景色です。時刻は午後7時前ころ。
向かう先は、ベルギーのブリュッセルです。
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飛び立ってまもなく国境越え、ここはドイツの上空です。
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乗り換えのブリュッセル空港です。乗り換え時間は50分だけという忙しさで、遅れたら大変だったのですが、ほぼ定刻に着いてくれたので幸いでした。
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無事乗り換え完了し、今度はANA便で日本へ。
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雨の成田に到着。
この旅で初めて遭遇した雨。
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最後まで長々と旅行記をご覧いただき、コメントを頂戴し、
どうも有り難うございました。

さて、次回は何処へ?


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# by ciao66 | 2017-12-12 21:09 | オーストリア2017 | Comments(6)

25. 国境の橋を渡ってラウフェンの街に行く

渡った向こう側はドイツ、ここは国境の橋です。
でも、昔からここが国境だったわけではありません。その謎解きはのちほど・・・。
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付近の地図です。南から北に流れる国境のザルツァッハ川、その東側(右岸)はオーストリアのオーベンドルフ、その西側(左岸)はドイツのラウフェンという町です。
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案内板にはこんなことが書いて有りました。
「ラウフェン、町は分断された。」・・・どういうことだったのでしょう。
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案内板を読んでみると・・・(以下は意訳し要約しています)
ザルツブルク司教の領地だったラウフェンは何度も戦争に見舞われ、フランス革命に続くナポレオン戦争のあと(その戦後処理で)1803年から18167年の間には大きな変化が起こり、一旦はイタリアのトスカーナ大公の領地に変わり、その後すぐにまた支配者が変わって、今度はドイツのバイエルン王国の一部になりました。
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1816年にはまた変化が有り、バイエルン王国はプファルツ地方と引き換えに、川の東側部分をオーストリア帝国に手放し、これにより、何世紀もの間ひとつの町だった、ラウフェンは分断されて、ラウフェンとオーベンドルフに別れることになりました。
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町を流れる川が新しい境界になったことで、経済は混乱し、両岸の人々は違う国籍になりました。ルール、法律、学校、通貨、その他何もかもが違ったものになり、多くの家族が互いの関係を断たれたと感じました。岩塩の流通で栄えた町は小さな村になってしまいました。
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 静かな美しい町ですが、昔は一つの町だったのが、政治にや戦争に翻弄され、ついに分断されてしまったという歴史を持っていました。
これは現地に来てみないと判らない事実でした。この小さな町の歴史はあまり知られていないように思われます。
ナポレオン戦争についてはヨーロッパ各地で影響を及ぼしていますが、国境が変わった例は他にも多くあったと思われます。
案内板の説明では、分断が市民へどう影響したのかの記載が印象に残りました。

橋のたもとの旗が並ぶ場所です。オーベンドルフ側には、
オーベンドルフの旗、ザルツブルク州の旗、オーストリアの旗、EUの旗。
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オーベンドルフ側から国境の橋と対岸のラウフェンを望みます。
この橋を渡る前に、オーベンドルフ側の眺めの良さそうな高台を発見して、そちらに行ってみます。
背後を見上げると・・
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階段の上に素敵な祠が見えたのです。
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祠からさらに進むと、広い田園地帯でした。
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オーベンドルフの緑の景色。広い空でした。
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また元の場所に戻って、これから国境を越えます。
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国境の橋の名前はヨーロッパ橋という。小さな橋。
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国境を越えました。オーベンドルフ側を振り返ります。
よく見るとDとOのプレートが写真の左右両端に有ります。
これが国境線でしょう。 
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ドイツ側の岸に立ちました。
ザルツァッハ川は少し先でドナウ川に繋がり、ずっと先では黒海に流れこむ川です。
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ラウフェン側の橋のたもとの旗です。
町の旗、バイエルン州の旗、ドイツの旗、EUの旗。
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街の中心部に入りました。ここを左に曲がって・・・
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先に進むと茶色い屋根の大きな教会が有ります。
対岸のオーベンドルフ側から見えていた教会でしょう。
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下から見上げます。立派な教会Stiftskircheです。
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教会が立派なのは、岩塩を運ぶ拠点として、水運で栄えた街だったので、財力が有ったのでしょう。
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回廊は中世風の雰囲気のあるものでした。
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ドアを開けて入ろうとしたのですが、開きません。
閉まっているのか、仕方がないね。と思ったとき・・・
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ドアを開けて人が出てきました。
硬くて開けにくいドアだったようです。
おかげで中に入ることが出来ました。堂内の様子です。
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回廊の端からザルツァッハ川を望みます。
美しい緑の河原の向こうはオーストリア、こちらはドイツです。
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教会を出て、街の中心広場マリエンプラッツを通って・・・
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もう一つの国境の橋、ザルツァッハ橋を渡って、オーストリア側に戻ります。
こちらの橋はとても立派な橋です。
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振り返ると先ほどの教会が見えました。
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この美しい景色は昔も今も変わりがないのでしょう。
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次回はオーストリア旅行記の最終回です。
ザルツブルクに戻って、夕刻まで時間が有ります。


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# by ciao66 | 2017-12-09 22:10 | オーストリア2017 | Comments(4)

24. オーベンドルフの「きよしこの夜礼拝堂」 sanpo

ザルツブルクの郊外に有名なクリスマスソングの生まれた教会が有り、旅の最終日にそこへ行ってきました。
それは小さな村の教会で起きた、200年前のある出来事がきっかけでした。
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オーベンドルフに行くにはザルツブルク地下駅から電車に乗ります。
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ザルツブルク・ローカルバーンという名前の私鉄ですが、
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単線ののんびりしたローカル線。途中の駅ですれ違い・・・
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外には緑の牧草地が広がり、
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この日も青空♪
オーストリア旅行中ずっとお天気でした。
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30分ほど乗車してオーベンドルフ駅で下車し、
「きよしこの夜礼拝堂」に向かいます。
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この道を真っすぐ行くと、まもなくザルツァッハ川に出るはず。
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不思議な十字架のような雲。
飛行機が交差しただけでも、なんだか十字架のように見えてきました。
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土手に出ました。どんな眺めでしょう。
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ザルツァッハ川です。手前はオーストリアで、向こうはドイツのバイエルン州。
国境の川を見るというのは初めてで、これも目的の一つだったのです。
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川はぐっと蛇行して流れています。向こうのドイツの街はラウフェンという所。
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大胆に湾曲したザルツァッハ川、気持ちのいい散歩道でした。
ここから土手を降りると、
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「きよしこの夜礼拝堂」のある広場が見えてきました。
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丸い形のかわいい建物です。
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入り口はこちら側です。階段を上がって入ってみましょう。
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木の長椅子が数列だけの小さな礼拝堂です。
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祭壇です。
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祭壇を拡大して見て見ましょう。素朴だが味のあるレリーフです。
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横のステンドグラスを見ると、星の下にギターを抱えた作曲者のグルーバーと、
「きよしこの夜」の楽譜が描かれています。
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もう一つのステンドグラスには作詞者のモール司祭が描かれています。
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元々あった教会は洪水で流失し、その後に出来たのが今の礼拝堂です。

1818年のクリスマスの数日前、鼠が教会のパイプ・オルガンの弦をかじって演奏不能になりました。修理が間に合わずに困ったモール司祭は、自作の詩を教会のオルガン奏者のグルーバーに見せて、ギター伴奏で歌えるように作曲を依頼し、ミサの数時間前に出来上がったのが「きよしこの夜」でした。

奇跡のようなお話でしたが、ここから「きよしこの夜」の歌(←音が出ます)が世界中に広まっていったわけです。
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湾曲した川を向こうに行くと橋が有り、そこから国境を越えて、
対岸のドイツ領内、ラウフェンの街に入ることにしました。
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次回は国境の町、ラウフェンとオーベンドルフの意外な歴史を発見する、の巻です。


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# by ciao66 | 2017-12-06 19:54 | オーストリア2017 | Comments(4)